
いきなり不安を煽るようなことを言ってごめんなさい。
こんにちは!こぼれ(@kbr_oti)です(`・ω・´)
1人目の際に妊娠糖尿病を発症した際、2人目、3人目はどうなるのかという話を今回していきたいと思います。
そもそも妊娠糖尿病とはなんぞや(´・д・`)という方は以下の記事をどうぞ。

妊娠糖尿病のあれこれについては今回説明を端折ります!
妊娠糖尿病だったわたし
生まれつき卵巣に疾患があり、長年不妊治療をしていたわたしは県の総合病院にかかっていました。
当然産科もその病院で受診していたわけですが、妊娠糖尿病の有無を判断する50gブドウ糖負荷試験に見事ひっかかり、その後実施された75gブドウ糖負荷試験でも数値が一箇所引っかかってしまったことから、妊娠糖尿病と診断されました。
50gブドウ糖負荷試験
・負荷後一時間140mgdl以上
75gブドウ糖負荷試験
・負荷前100mgdl以上
・負荷後1時間180mgdl以上 ←わたしが引っかかったのはココ
・負荷2時間150mgdl以上
このうちどれか1つにでも当てはまった場合、妊娠糖尿病と診断されます。
糖尿病とは診断基準が違いますので注意してくださいね。
2人目でも発症することは覚悟していた

これっっっくらい覚悟していた、というより、軽く考えていました。
1人目で大体どんなものか理解していましたし、発症時の母体や胎児に対する影響も2年前に調べ尽くし勉強し尽くしていたからこその余裕であり、後述しますが怠慢です。
一度妊娠糖尿病になると必ず発症する?
必ずしもそういうわけではありません。
ですが、発症し易い体質であるのは確かです。
妊娠糖尿病は妊婦さんの8人に1人はなると言われている、決して珍しい病気ではありません。
赤ちゃんの栄養分である糖質を運ぶために、体内のインスリン機能が低下するのは母体として正常な機能です。
それが人よりも過剰に働いてしまった結果が妊娠糖尿病であり、上手に対処していけば何も問題はありません。
しかし、妊娠糖尿病になるということは、インスリン機能が低下しやすい体質であるということ。
近年の研究では、妊娠糖尿病の妊婦さんは、糖代謝が正常の妊婦さんに比べて将来糖尿病を発症する確率が7.43倍もあると言われています。
体質は日頃の生活習慣で改善することができますが、いざ取り組もうと思ってみても中々難しいもの……(-ω-)
1人目のときに妊娠糖尿病だったからと言って、必ずしも2人目で発症するわけではありませんが、確率は大幅に高いのは覚悟しておくべきでしょう。
もちろん2人目も妊娠糖尿病だった
わたしも当然のように妊娠糖尿病でした。
50gブドウ糖負荷試験では、1人目の際に〝160〟という数値でしたが2人目は〝185〟へ上昇。
この時点で悪化していることに「ア……(∵)」って思っていましたが、それほど重くは受け止めていませんでした。
現に、後日実施された75gブドウ糖負荷試験。
1人目 2人目
負荷前 90 82
1時間後 196 187
2時間後 140 124
数値を見て頂いたら分かるように、実は2人目の方が数値的に低かったんです!
同じ妊娠糖尿病であることに変わりはありませんが、以前と同じか、少なくとも悪化はしてないなって酷く安堵した記憶があります。
1人目のときと2人目は違う妊娠糖尿病
ええ文字通り打ち砕かれましたとも!!
幻想も夢もねえ!!!!!
結局ね?
試験結果の数値と、実際に食事をした際の血糖値の上がり方って、因果関係ないんです。
数値が低かったからって調子ぶっこいてました。
わたしの場合は、実際に食事を摂った際の血糖値の上昇が半端なかったんです。
食事療法の違い
1人目のときは食事療法だけだったわたしなので、まずは頑張ってみてくださいと病院側から言われました。
当然最初からそのつもりだったんですが、これが意外と難しかった。
子どもと夫と自分の食事、三種類作るのが物理的にしんどい。
面倒くさいだろうなとは思ってた。
思ってたし、それでもやらなきゃなって思ってた。
でもね?
1歳児の世話しながら妊婦生活って割と生き地獄なんですよ。
いや、両立できる素晴らしい奥様も世の中には多いでしょう。
でもわたしは無理だった。
やれる日もあれば、やれない日もある。
このムラっ気とストレスは嫌でも血糖値を上昇させたし、そうでなくとも誤算は山ほどありました。
1人目のときは、バランスよく食べようと集中して料理をしましたとも!
作り置きとかもやった。野菜も肉も魚もバランス良く。
それにかかる時間はそこそこ多かったですよ。
でも生まれてくる子どものためと思って一生懸命やったし、その甲斐あって1人目のときは、病院側に褒められるほど血糖コントロールができました。
でもこれって、1人で時間があったからできたことなんですよね~。
上の子見ながら集中して料理って矛盾しか生まねーわ。
つまりこういうことですよ。
妊娠糖尿病のための料理をね、一生懸命作っている余裕がないんです。
1歳児とは言え、2歳間近の長男。
イヤイヤ期だって始まっているし、偏食だって始まる頃。
子どもの献立を考えて作るだけでも一苦労なのに、妊娠糖尿病のための料理なんて作っている暇がない。
結果、凄く方寄った食事になりました。
炭水化物を抜いたこともあったし、これじゃ駄目だと思って食べれば血糖値の上がり方がおかしい。
その中で、自分と相性の良い食事を見つけるのも大事だと言いましたが、わたしはこの相性を見直すことになります。
というのも、1人目のときは白米との相性が良くてパンとの相性が悪かったんですが、今回はそれが逆転していたんです。
発覚するまで長い時間を要しました……
母体の体質ってのは、いつまでも一緒ってわけじゃなかったんですね。
運動療法はできない

血糖値下げるには動くのがいっっっちばん良いです!
これはまじで保証するし、現に今でもめっちゃ散歩した日とか血糖値快適!

ただね~~~~運動する時間ないんですわ。
朝はまだいいですよ。洗濯とか、掃除とか、上の子のお散歩とかさ?
比較的動けるので、朝食後の血糖値は一貫して安定していました。
ただ問題は昼。
1歳児のお昼寝タイムと駄々被りなので、どうしてもじっとしている時間が多い。
子どもが寝たあとにバタバタ動くわけにもいかないし、外へ出掛けることもできない。
結果、血糖コントロールはほぼ惨敗でした。
むしろ見たことない数値叩き出してた。
160~220とか……インスリン注射を覚悟した瞬間でしたね。
夜は半々です。
元々食事療法が上手くいっていないこともあったし、食事が終わってからの2時間って朝と違ってそんなに動かない。
強いて動くと言えば子どもをお風呂に入れるくらいで、そのあとは寝る準備をしたり、絵本読んだり、etc
家事があるじゃ~~ん!って思うけれど、基本的には子どもが寝た後にやるようにしてるんですよね。
2時間って、子どもの相手しているとあっという間なんです。
そしたらもう、もう……!

早々にインスリン注射を受け入れる
血糖値のコントロールに振り回される妊婦さんは多いと思います。
基準値超えてたらめっちゃ凹むし、好きなものが食べられないストレスもやばい。
わたしはそんな自分に、2週間くらいで見切りを付けました。
子どものためにも自分のためにも、これ以上血糖値を放置することはできない。
注射打ってでも下げるしかねぇって思いましたね。
だってどう足掻いても無理なんだもん!
食事も!運動も!1人目の時とは訳が違う!!
そうでなくとも、食事に関しては上手くできている自信がなかった。
コンビニのおにぎり一個で200とか叩き出すんです、血糖値。
それ以外にも汁物とかサラダとかちゃんと摂ってるのに、てんで駄目。
今なら白米との相性が悪かったって分かっていますけど、このときは全然分かっていなかった。
実際同じ食事でおにぎりをパンに変えると、血糖値そこまで上がらないんです。
でも色々試してる余裕が、上の子を世話しながらって中々できなくて……
わたしはインスリン注射に切り替えました。
結局、妊娠糖尿病は悪化するの?

医学的なことや数値的なことは、正直分からない。
分かんないけど、上記のことから自分の中では「悪化したな」って思ってます。
1人目と2人目では生活環境も違うし、自分の行動も限られる。
環境が悪化したのが原因か、体質そのものが悪化したのかは分からない。
でも体質的な面でも……やっぱり自分は悪化したなって思う。
っていうのもね?
やっぱり1人目のときと違って、糖質を摂ったときの血糖値の上がり方が半端ないんです。
あと、起床時の血糖値。
妊娠糖尿病の方は血糖値を記録すると思いますが、1人目と比べると大幅にアップしている現実。
平均70台だったのが、90台になっているんですよわたし。
何も食べていない、起床時の血糖値でこの上がりようだから、やっぱり少し悪くなっているんじゃないかなぁっていうのが正直な感想です。
一応基準値内ではありますが、一番判断しやすい部分でもあるかなと。
最後に

血糖値めっちゃ基準値内~~~~フゥーー↑↑
いやぁ、このストレスがなくなっただけでも全然違うね!
ちなみにわたしが打っている単位数は、昼3単位の夜2単位、計2回の自己注射。
週数は現在34週なので、もしかしたら今後少し増えるかもしれません。
でも生産期までもう少し!
このまま血糖値をコントロールしながら、妊娠糖尿病をやっつけたいと思います!