妊娠糖尿病とは、妊娠中に初めて発見または発症した、糖代謝異常のことです。
糖の処理能力が低下し、余分な糖が尿や血液に流れ出ることをいい、それらが高い血糖値や尿糖として検査結果に現れます。
出産後は殆どの方が正常に戻るので過度な心配はいりませんが、中には出産後も高血糖が続き糖尿病になってしまう方もいます。

妊娠糖尿病による食事療法
重度の方はインスリン治療を行いますが、
現代の妊娠糖尿病の8割は食事療法による治療を出産後まで行います。
かくいう私も治療しており、毎日の食事は比較的気を使っていました。
食事療法では、糖質を過剰摂取しないように注意することが基本です。
ですが、全く糖質を摂取しないと赤ちゃんの栄養不足を引き起こしてしまいますので、
適度に摂取するよう心がけましょう。
血糖値は空腹時100以下、2時間後120以下を目安にします。
下がらない血糖値
どれだけ食事に気を使っていても、血糖値が下がってくれないと悩んでいるお母さんも多いのではないでしょうか?
私も診断を受けた初期はかなり悩みましたし、
自分の身体と相性の良い食事方法を見つけるのにも時間がかかりました。
思考錯誤しながらようやく自分に合った食事療法を見つけることはできましたが、
それでもやはり血糖値が150オーバーすることもあります。
あ、ちょっと食べ過ぎたかな?
今回の食事……血糖値大丈夫かな
食事の最中や食後、そんな風に思った事はありませんか?
ちょっとでもそんな事を思ってしまった時、簡単に血糖値を下げる方法があります!
血糖値は運動すると下がる
マタニティヨガやスイミングなど、妊婦さんを対象にした運動方法は多くあります。
しかし、仕事をしていたりするとそんな事中々できない。
休日でも、折角のお休みの日くらいお家の中に居たかったりしますよね。
色々な運動方法を試してみましたが、私がやった方法で比較的簡単な血糖値を下げる運動をご紹介します!
家事
家事と言っても、それほど張り切ってやる必要はありません(・∀・)
普段やらなければいけない事を、普段通りにやりましょう。
例えば、洗濯機のスイッチを押した後に食事を開始します。
食事が終わった後、洗濯機は止まりますよね?
そしてそれからはそれを干す作業があります。
その後食器を洗うのも部屋に掃除機をかけるのも自由!
とにかく家事は食事の後。
食後に何かする、動くということを念頭に置いてみてください。
食後にただ座っているだけと、家事をするのでは全く違います。
散歩
食後の散歩が一番血糖値を下げますね。
ウォーキングだと張り切ってガツガツ歩かなくてもいいです。
散歩気分で家の周りや、職場の周りを歩いてみましょう。
歩けば歩くほど血糖値は下がりますし、30分歩くだけでも大分違います。
気分転換にもなるので、リフレッシュにも最適ですよ^^*
お風呂に入る
これは、私が夕飯後にやっている方法です。
食後1時間後くらいに、お風呂へ入ります。
もちろんしっかり湯船につかるのですが、この時足や腕など軽くでいいのでマッサージしてあげましょう。
私が浸かっている時間は5~10分くらいです。
妊娠中の長風呂はあまりよくありませんので、身体が温まったなぁと思ったら上がってください。
お風呂でのマッサージは浮腫の解消や血行にも良いので、是非行ってくださいね♪
特に夜は、家事と言っても終わっている場合が殆ど。
散歩をするにも夜道はあまり良くないので、お風呂に浸かって血糖値を下げましょう。
実は案外下がるので、個人的にはかなりおススメです(*-∀-)
妊娠糖尿病は制御できる病気
妊娠糖尿病は、上手に付き合っていけばそれほど怖いものではありません。
食事だけでも制限できる。
運動を取り入れたらもっと制限できる。
重症の方でも、インスリン治療などを行い病院の指示を受けていれば、比較的問題のない病気と言えます。
診断を受けてから産後数ヶ月は治療を要する面倒なものではありますが、これも生まれてくる我が子と、今後の自分の身体のため!><
頑張っていきましょう!