【最終巻】魔法科高校の劣等生 32巻 ネタバレ 感想 続編は?

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こんにちは!こぼれ(@kbr_oti)です!

2020年9月10日発売の「魔法科高校の劣等生」32巻の感想を書いていきたいと思います!
多少のネタバレを含みますので、これから読まれる方はご注意ください。

目次

『さすおに』遂に完結!!

終わったああああああああああ!!!!!!!

9年という長い連載――作者である佐島先生、お疲れ様でした!!
そして9年読み続けていただけに、もう感慨深くて涙が出ます。

前作の31巻「未来篇」で壮大な終わり方をし、新章期待!!とかって思ってたのにまさかの最終回www

でもしっかりと締めくくられ、お兄様は未来永劫最強のお兄様ということが証明されましたね。
折角の最終巻ですので、一つ一つ感想を語っていきたいと思います!

サクリファイス編

前回、世界に向けて自分の力を示した達也。
最終巻はその後始末から始まります。

今回、USNAの国軍が達也の『巳焼島』に襲撃した事件を受けて、達也はホワイトハウスから親書を受け取ることとなりました。
内容は「和解の申し出」、悪くいえば、達也をUSNA陣営に引き込みたいと匂わせるものです。
これに対し、達也はUSNAの申し出を受け入れました。
和解に関しては当然受け入れるし、互いを利用したのはお互い様。
仲良くしていく分には利用価値があると踏んでの受け入れで、USNAの国防長官付き秘書官、通称『JJ』と達也は協力関係を結ぶことを約束します。

まずはその第一歩として、達也はJJに九島光宣の捜索を要請。
その背景には、水波の中に眠るパラサイトを何とかしたいという思いがありました。

モノリス・コードの開催

時と場所は打って代わり、第一高校に焦点が当てられます。

一高が現在直面している問題は、九校戦が中止になったことによる代替案「モノリス・コード」のみの開催を国防軍に要請していたことから始まります。
発案者は何巻か前の達也でしたが、それを受けて一高の生徒会と部活連は奔走していました。
しかし状況は芳しくなく……と思いきや、ここにきて国防軍は手の平を返したかのように全面バックアップを約束してくれます。

それにより盛り上がりを見せる一高。
その中で、深雪とリーナだけが、国防軍がこのタイミングで態度を一変させた理由を知っていました。
しかし一高メンバーにそれは与り知らぬこと。
モノリス・コードの開催が決まったからにはメンバーを選出せねばなりません。

候補に挙がったのは幹比古、五十嵐、森崎です。
今回の開催に当たって、十師族の血縁者は参加を遠慮してもらいたいというのが九校全体の意見であり、それについて意義を唱えるものはいませんでした。

そんな中で、森崎は自分よりもレオをと推薦します。
それに対し、自分よりも森崎の方が相応しいと言い張るレオ。

32巻にして感慨深いやり取りですね!
1巻で、一科生だ二科生だといがみ合っていたのが遠い過去です。
彼らは彼らなりに、3年間友情を育み、こうして互いを評価し合っていました。

そのやり取りの中で、モノリス・コードに女子が出られないのはどうなのかという意見も持ち上がります。
そして、モノリス・コードに出場できそうな女子と言えば彼女しかいません。

『千葉エリカ』

満場一致で、全員が彼女の出場を歓迎しました。
本人こそ動揺しっぱなしでしたが、そこはエリカ(笑)

ラストではしっかり腹を括り、「道具にはうるさいわよ」と啖呵を切る姿が何とも彼女らしい一幕でしたね。

魔法協会関東支部と臨時師族会議

深雪たちが学校関係で忙しい頃、達也は別の問題に直面していました。

最初に魔法協会関東支部。
『巳焼島』で達也が示した力と、それに追随した発言について、高圧的な連絡が彼の元へと届きます。
しかし達也はそれを意にも介しません。
むしろ意見したいなら手順を踏んで出直してこいという有様で、達也は魔法協会関東支部をいとも簡単にあしらってしまいました。

数日後、今度は臨時師族会議に達也は呼びつけられます。
待ち構えていたのは十師族の面々。
開口一番、達也に対して威圧的な発言をしたのは一条剛毅でした。
彼は達也の全世界に向けたメッセージに不快感を抱いており、そのことに対して一方的に達也を糾弾しようとします。

しかしそれに屈する達也ではありません。
毅然とそれに反発し、最終的に一条剛毅を含めた十師族の当主たちは黙り込むより他にありませんでした。

沈黙が広がる――と思いきや、そこで真夜が助け船を出します。
「そんな〝雑談〟より本題に入りましょう」
その発言に何人かが眉を顰めましたが、実際、達也を呼び出した真意は他にあったのです。

達也は十師族の面々に、USNAと交わした協力関係について説明しました。

達也個人と、アメリカ政府は敵対しないこと、及び今後の協力関係。
達也からは恒星炉技術の提供。
USNAからは資金協力と、シリウス少佐こと、アンジェリーナ・シールズ中佐の無償無期限レンタル。

政府が個人と協力関係を結んだこと。
国家公認戦略級魔法師を、国防軍ではなく司波達也個人に貸し出したことを聞いて、十師族の面々は唖然とします。
中には当然批判もありましたが、全てを黙らせる形で達也は十師族の査問を終えました。

数日後――達也に対して、魔法協会関東支部が何かしらの懲罰を加えようとしている中、防衛大臣から『司波達也の行動を不問とする』という旨の連絡が届きました。
手を回したのは四葉真夜。

真夜にとって、魔法協会は当然、十師族も機嫌を取らなければならない相手ではありません。
四葉家の影響の強さが窺える描写でしたね。

高校生としての達也

達也も一高メンバーとして、モノリス・コードの準備を手伝います。
主に対抗戦のアドバイスですが、達也が気にしているのはエリカの状態。

達也はエリカが随分と強くなっていることを評価します。
長い付き合いの中で、お互い知らないこともほとんどない状態である二人。
対抗戦で負傷したエリカを簡単に『再成』で治すなど、ここも1巻から考えれば感慨深い……

隠し事の多かった達也ではなくなりましたね。
自分の生まれ持った能力を惜しみなく披露する達也。

最終的に、エリカの道具を一から提案、かつ組み立てることまで請け負います(笑)

四葉家

USNAに依頼していた光宣の捜索は実りました。
ついに、達也と直接対決に日本へ舞い戻ってきた光宣。
水波の身体的不調も芳しくありません。

達也も光宣も、水波のためにそれぞれの最善を尽くそうとします。

場所は変わって四葉家。
あまりにも突然に訪れた二人の対決を、真夜は不安に思っていました。
光宣のこと、水波のこと、二人の共通としてパラサイトの処分。
真夜が常に頭を悩ませているのはこのことです。

達也は真夜の懸念を正確に理解していました。
理解した上で、「任せて欲しい」と言い切ります。

表面上それを信じることにした真夜ですが、その際に、一抹の本音を葉山に漏らしました。
四葉家のスポンサー『元老院』
四葉家に凶悪犯罪を犯した魔法師、凶悪犯罪をもくろむ魔法師を捕らえさせ、かつ処分させてきた非公式の秘密組織。
東道青波もその一員で、真夜が師族会議や魔法協会を眼中に入れていないのはこれが原因でした。
日本政府については四葉家に口出しするどころか恐れているほどで、実質、四葉家が気にかけ、影響されることを受け入れているのは『元老院』だけ。

真夜は達也の行動に対して、葉山を「葉山支配人」と呼びその真意を探ります。
実は葉山は、四葉家を監視する目的で、元老院から派遣されてきたエージェントでした。
もちろんその事実は、四葉家の当主しか知りません。
しかし葉山自身は、長年苦楽を共にした結果、今はエージェントとしての自分より真夜の執事である自分に重きを置いています。
葉山のいつも通りの態度に、真夜は少しだけ安堵したような態度を見せるのでした。

光宣との対決

ついに訪れた対決の時。

達也には達也の。光宣には光宣の。
それぞれの正義の元に始まった戦闘を、深雪、リーナ、水波、レイモンドは見守っていました。

優勢なのは達也です。
ここにきて達也は新魔法を発動。
光宣は翻弄されるばかりで、中々達也に報いることができません。
そうやって互いの魔法をぶつけ合う中で、光宣は達也の真意を知ります。

『達也は自分を人間に戻そうとしている』

それは光宣にとって辛いことでした。
そして達也の優しさを目の当たりにし、水波を救う方法を打ち明けた上で「自分を殺してくれ」と懇願します。
自分は水波に生きていて欲しいだけだと言う光宣。
それを受けて、水波は完全に心を決めた状態で叫びました。

『私をパラサイトにしてください』

水波は分かっていました。
そもそも、人としての寿命自体が自分にはそう長くないことを。

深雪は水波の発言に対して、必死に説得します。
ですが水波の意見は覆りません。
終わりにしたいのだという水波を、誰も止めることはできませんでした。

その上で、水波は光宣に『自分と眠る』ことを提案します。

互いにパラサイト。
この世界に生きていていい場所はない。
それなら長い、目覚めることのない眠りにつこうという提案を、光宣は承諾します。

結果、二人は『巳焼島』の地下牢獄で永眠することとなりました。

達也に準備してもらった場所で、二人は安堵に包まれて眠ります。
それを達也は見届けることなく、これは『一時的な別れだ』と自分自身に告げて――

卒業編

一高の卒業式が行われました。
それぞれの進路は決まり、達也と深雪、リーナは共に魔法大学へ通うこととなっています。
もちろん他の学友も進路は既に決まっており、それぞれの未来へ踏み出そうとする卒業式。

卒業証書は最優秀卒業生から順番に手渡されます。
もちろんトップバッターは司波深雪。
その後はA組から順番に授与されるのが通例ですが、今回だけは違いました。

ラストはH組の生徒ではなく、司波達也。

そこで達也は、一高校長から感謝の言葉を全校生徒の前で贈られます。
呆気にとられた他生徒でしたが、パラパラと拍手の音が響き、最後には割れんばかりの喝采がわき起こります。

劣等生として入学した達也は、優劣を超えた規格外の生徒として、卒業を向かえることができたのです。

達也と深雪

卒業式の後に行われた立食パーティ。
その開会の最中で、達也は一条将輝に呼び出されます。
一条を連れてきたのは七草の双子で、彼は4月から魔法大学に通うため、一足先に中央へと引っ越してきたのでした。

一条は達也に、自分は深雪が好きだと伝えます。
それに達也は何も言えません。
言えない達也に一条を隠せず、お前は深雪さんをどう思っているんだと尋ねます。

達也は真顔で「俺は深雪を愛している」と告げました。

それに対し、一度は怯んだ一条でしたが食い下がります。

それは女性として愛しているということか。
妹として愛しているだけなんじゃないのか。

その疑問は達也のアキレス腱でした。
自分でも答えの出ない疑問を投げつけられて、達也は思わず声を荒げます。

深雪のこととなると感情のリミッターが外れる達也です。
彼女に関わる感情は、精神改造の対象外。

達也と一条は、声を張り上げながら互いを罵り合いました。
最初に手を出したのはどちらだったか――
魔法も武術も使わない、殴り、受け止めるだけの殴り合いに発展します。
周囲の音楽がいつの間にか止んでいることにも気付かず、深雪への愛を互いに語ります。
殴って、受けて、殴って、受けて……

俺が一番深雪を愛している。

そんな言葉を両者互いに言い続け、先に地面へ崩れ落ちたのは一条でした。
そして達也は叫びます。

「深雪は渡さない。誰にもだ!」

その瞬間に、万雷の拍手が達也に浴びせられました。
思わずはっとした達也の周りには、卒業生と在校生で溢れています。
その最前列に立っていた深雪が、ほのかに背中を押される形で達也の前へと立ちました。

そして深雪は、〝達也様〟に自分の想いを打ち明けます。

正真正銘愛の言葉。

二人は手を繋いで、その場から駆け出しました。

感想

号泣

ああああああああ良かったねええええ
良かったねえええええ深雪いいいいい

感無量でした。
ラストで全部持って行かれた。

四葉家とか、光宣と水波のこととか、語りたいことは沢山あるんですが、全てにおいて最善を取って来たかなと思います。
そしてお兄様は最後までお兄様でした(笑)
さすおに!!

もう本当、これ以外に言葉がありません。

魔法科高校の劣等生 続編は?

続・魔法科高校の劣等生
メイジアン・カンパニー

10月10日ってすぐそこでは!!?!?

続編!あります!!あります!!
そして今回の32巻のラストにも、その序章が描かれていました。

舞台は2年後です。
そちらは是非、32巻を手にとって読んでください!

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